大正14年創業の老舗そば屋「越前そば」
「旨い蕎麦は、旨い蕎麦の実でないとできん。」
そんな想いから始まった直営農場でのそば作り。
三代目桶谷が自ら土地を探し、福井県と北海道でそばを栽培しています。
北海道での作業は、福井県からトラクターなどの重機を大型トラックに積み、フェリーで24時間かけて移動します。
畑の土起こしから始まり種蒔き終了まで1ヶ月以上かかる重労働です。
夏には一面にそばの真っ白い花が咲き誇り、まるで白いじゅうたんを敷き詰めたようです。
9月には収穫作業のためにスタッフが福井から向かいます。
北海道での種蒔きから戻ったスタッフは収穫作業で北海道へ行く間に、福井県での種蒔き作業を行っています。
種蒔きから収穫までを全てスタッフで手掛けている製麺会社は全国でも珍しく、安心・安全で美味しいおそばをお届けしています。
弊社で使用するそば粉は全て「実」のままで保管し、その日に使う量だけを自社で製粉しています。
製粉したばかりのそば粉を麺に打つことで、香りの良いそばに仕上がります。
鰹・鯖・鰯の削り節を使い、独自のブレンドで作る秘伝のつゆは、出汁の効いた香りと甘みが際立ちます。
この自家製つゆがそばの味を一層引き立てています。
福井名物「おろしそば」を全国に広めたいと思い出来上がった商品です。
福井では、一年中冷たいおろしそばを食べます。
そばを氷水でキュッとしめ、大根おろし、ねぎ、かつお節とつゆをぶっかけて食べるのが越前流。
「おろしそば」を家庭で手軽に味わってもらうためには、買い物の手間がかからないように、必要な具材を一緒に送ってしまおう、と考え、辛味大根などの具材をセットしました。
辛味大根、ねぎ、かつお節、七味唐辛子がセットになって、本格的な福井のおろしそばが味わえます。
おろしそば専用にブレンドしたオリジナル七味をかければ、ピリッとした辛味と爽やかな柚子の風味が広がり、おろしそばの旨味を引き立てます。